矯正歯科治療項目①
見えない矯正歯科治療
普段の生活を送るうえで、矯正器具が見えることに懸念を抱く方が多くいらっしゃいます。
矯正歯科治療は小学生や中学生、高校生など成長期にする治療という認識の方が多く、実際は矯正歯科治療に年齢は関係ありません。
ただ、成長期での矯正歯科治療は、より柔軟な時期に始めることに向いています。
見た目を気にする方の為に開発された、裏側に装着する見えない矯正器具、
舌側矯正治療をご説明します。
舌側矯正歯科治療(見えない歯列矯正器具)について
従来この方法には、「話しづらい」「ブラッシングがしづらい」などのデメリットがありました。そこで登場したのがサイズがより小さな矯正装置です。矯正装置を小さくすることで、舌に装置が当たる不快感がほとんどなくなり、人に気づかれず、快適な矯正が可能になりました。矯正治療というと、「目立つ」「見た目が悪い」というイメージがありますが、そのデメリットを解消するのが「見えない矯正」です。見えない矯正とは、通常歯の表側に取りつける矯正装置を、歯の裏側に取りつける矯正のこと。「裏側矯正」とも呼ばれます。当院では、患者様の歯並びの状況・ご要望に応じてこの見えない矯正をご提供致します。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
舌側矯正歯科治療(見えない矯正)のメリット
矯正していることを気付かれない
外見上、矯正装置が見えないので、誰にも気づかれることなく治療を進められます。接客業や営業職の方など、仕事柄歯並びを整えたくても、装置の見た目が気になり治療に乗り出せなかったという方に特におすすめです。
歯の表側のエナメル質を傷めない
矯正装置を装着すると、場合によって歯の表面のエナメル質を傷つけ、歯の光沢を失ってしまう場合があります。裏側であれば見えない部分に装着することになりますので、表側のエナメル質には一切影響がありません。
虫歯のリスクが低くなる
矯正装置を装着すると、どうしてもブラッシングが行き届かなくなってしまいます。しかし裏側であれば、歯の表側よりも洗浄能力のあるだ液量が多く、常に湿っている状態にあるため、表側に矯正装置を装着するよりも虫歯のリスクが低くなるのです。
舌側矯正歯科治療(見えない矯正)のデメリット
慣れるまで発音がしにくい
矯正装置を歯の裏側に装着すると、舌を歯の裏側にあてて発音する言葉が若干不明瞭になる場合があり、慣れるまで多少時間がかかります。なお、当院で使用している装置は従来のものよりも小さく、慣れるまでの期間も短くなっています。
料金・治療費用価格が割高になる
表側の治療と比べて、費用は割高になります。ただし上記のメリットを考えれば、十分検討する価値のある治療といえるでしょう。